『少しでも解体費用を安くするためにはどうしたらいいの?』

建物や家屋を解体する際には高額な費用がかかることも少なくありません。少しでも費用を安くしたいのであれば自分でできることも複数あります。
細かいことの積み重ねによって費用負担を軽減することができます。

〇必ず相見積りを行う
1社だけに見積りを依頼してしまうと、その金額が適正なのかあるいは工事内容が適切なのかどうか正しく判断できません。
2~3社程度に依頼すればおおよその費用感が確認できます。その中で営業スタッフの対応の良さ、安くて質の良い仕事をしてくれそうな最適だと思える業者を選ぶことがポイントです。費用があまりにも安すぎる場合は不法投棄や違法工事をする可能性があるので注意が必要です。

〇費用を安くするために自分でできること
<不用品の事前処分や買取の依頼>
廃棄物の量を少しでも減らすことで、廃棄物処理にかかる費用を安くできます。例えば屋内の家具や家電製品に関してはクリーンセンターに持ち運んだり、自治体のゴミ収集業者に処分してもらうこともできます。
まだ使えそうなものであれば、リサイクルショップ等に買取依頼をすることもできます。出張買取業者も多くあるので依頼することもできます。
いずれにしても、解体工事が始まる前に処分できるものは事前に処分しておくようにしましょう。

<庭木の撤去>
庭木はバリカンやトリマーといった庭木撤去用の道具があるので、自分でも撤去することが可能です。処分方法は各自治体によって定められているので、事前に確認した上で適切な形で処分しましょう。地中の根をそのまま放置してしまうと害虫の巣になるので忘れずに掘り起こしましょう。

<解体補助金の活用> ※カイタックにて解体補助金の申請サポートをしております。
全ての自治体で補助金制度があるわけではありませんが、自治体によって解体にかかる費用を一部負担してもらえることがあります。
各自治体からの補助金を受けるためには、自治体ごとに決まっている条件を満たし審査を通過する必要があります。条件や要件は各自治体のホームページを見るか実際に担当窓口に伺って相談してみることがおすすめです。

〇解体工事時期を業者に任せる
解体業者にとって繁忙期もあれば閑散期もあります。解体工事時期を業者に一定の裁量を与え、工事が空いている時期で行うことにより工事金の交渉材料にできる場合があります。

△解体費用が安すぎる場合には注意
費用が格安な場合、例えば廃棄物処理にかかるコストを抑えるために不法投棄をする可能性があります。あるいは養生や足場の設置をいい加減な状況で作業を進めたり、最後の整地をおろそかにすることもあります。また追加費用として後から請求される場合もあります。安心して解体工事を進めてもらうためにも、費用が格安すぎる業者には注意しておきましょう。