『解体工事で追加工事を気をつけるようにとよく耳にするけど?』

お客様の声でよく耳にするのが、見積以外にかかる費用はありますか?請求の際、追加工事費がかかることはありますか?という声です。
見積以外にかかる費用は正直、あります。ただしカイタックのお見積書には別途工事項目を設けお客様に分かりやすくご説明をさせて頂いております。
そして万が一、別途工事が発生した場合は再度お客様にご説明し確認後にしか作業を行わないよう徹底しております。
ここではその別途工事に関してご説明させて頂きます。

① 屋内外残置物撤去処分:解体建物内外の荷物の片付け費用のことです。
② 井戸埋め処理工事:井戸が床下など目視出来ない場所にあった場合の埋戻し費用。現地
調査の際、目視で確認できる場合はお客様に埋め戻すか確認して見積内容に記載します。
③ 地中障害物(基礎より下のレンガ、ガラ等)撤去工事:解体建物の基礎までは解体工事にもちろん含まれますが、基礎より下に解体建物建築以前から埋められていた廃棄物(レンガ、コンクリートガラ、瓦、タイル等)を撤去する場合のことです。
④ 浄化槽内汲取り工事費:建物の排水設備には浄化槽、下水道の2種類があります。下水道の場合は特にお客様で何かすることはありませんが、浄化槽の場合はお客様にて解体前に内容物の最終汲取りを契約している浄化槽清掃業者に依頼する必要があります。
⑤ 特別管理産業廃棄物(アスベスト、PCB等)が発生した場合、別途協議とする。:アスベストという言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、アスベスト、PCBは廃棄物の中でも特に処理が困難なものです。見積時の現地調査の際、目視出来ない天井裏、床下等にアスベストがある可能性が見込まれる場合に記載されます。目視、築年数、建物構造等によってカイタック担当者が判断しますが、木造住宅の場合は記載されるケースはほとんどありません。
⑥ 地中杭・パイル撤去工事:地中杭・パイルとは建物を支え固定する目的で地中深くの支持層まで打ちこまれている円柱状の杭のことです。地中にあるため、お客様の記憶か建築図面でしか確認することはできません。確認する項目は杭の種類、直系、長さ、本数で確認出来れば見積を出すことが出来ます。未確認の場合記載させて頂くことがあります。③の地中障害物に含まれる場合もあります。

以上のようにほとんどの場合、見積り時には確認できない内容になります。一部、建物への
入室で確認できる項目や、建物図面を見せて頂き確認出来る項目もありますのでカイタックでは現場調査の際、事前に準備して頂けるようお願いしております。お見積りの別途工事項目に記載するだけではなく、お客様が疑問に思われる点がありましたら営業担当者が丁寧にご説明させて頂きます。ご不明な点はお気軽にカイタックまでご連絡お待ちしております。